CHAPTER 13

データを書き出す

記録したデータをZIPファイルとして書き出します。GISでの分析や、次の調査への引き継ぎに使えます。端末のデータ全体をまとめて保存したいときは、設定画面の「データの保存」を使います。

書き出したZIPは、そのままデータのバックアップにもなります。記録したデータは端末の中にしかないため、調査の区切りごとに書き出して、パソコンやクラウドに控えを残しておくと安心です。

エクスポートの方法と内容

データ一覧でデータをチェックして「エクスポート」をタップすると、zipファイルとして書き出されます。

書き出し先はプラットフォームごとに次のとおりです。

  • Android — 「エクスポート先の選択」が表示され、「デバイスに保存」(Downloadフォルダ)か「他のアプリで共有」を選びます。
  • iOS — 共有シートが開くので、保存先やアプリを選択します。
  • Web — ブラウザからダウンロードされます。

データ一覧画面。チェックしたデータを下部の「エクスポート」で書き出します

  • 含まれる形式(レイヤタイプに応じて自動生成):
形式対象
GeoJSONポイント/ライン/ポリゴン
KMLポイント/ライン/ポリゴン
CSVポイント/ライン/ポリゴン/位置情報なし
GPXポイント/ラインのみ
JSONレイヤ設定(常に含まれます)
SQLite辞書フィールドの辞書データ
写真写真フィールドの画像ファイル
  • 書き出したZIPをQGISなどで編集してEcorisMapに戻す手順は、次の調査に利用するを参照してください。

軌跡と写真をまとめて書き出す: 記録した軌跡は、軌跡サマリーの書き出しボタンからも書き出せます。GPX・GeoJSON・Google Earth用のKMZに加えて、その時間帯に撮影した写真も一緒にzipへ入ります(GPSを使う参照)。

データの保存

設定画面の「データの保存」で、現在のデータと設定をzipファイルに保存します。「保存先を選択」で、次の中から保存先を選びます(Google Drive連携参照)。

  • Android — 「デバイスに保存」(Downloadフォルダ)/「他のアプリで共有」/「Google Drive」

  • iOS — 「共有」(「ファイル」への保存や他のアプリへの共有)/「Google Drive」

  • Web — 「デバイスに保存」(ブラウザでダウンロード)/「Google Drive」

  • ファイル名は ecorismap_日時.zip です。写真は常に含まれます。

  • 保存したzipは「データの読み込み」やレイヤ一覧のインポートで復元できます(データを取り込む参照)。

  • 解凍すると、全体設定のファイルと、レイヤごとのフォルダが入っています。中の .geojson や .csv は、アプリに読み込まなくてもQGISなどでそのまま開けます。

zipの中身は次のような構成です。

ecorismap_2026-08-13_10-05-00.zip
├─ local_2026-08-13_10-05-00.json
├─ 植生調査_01J9XA.../
│  ├─ 植生調査.geojson
│  ├─ 植生調査.kml
│  ├─ 植生調査.csv
│  ├─ 植生調査.gpx
│  ├─ 植生調査.json
│  ├─ 植生調査.sqlite
│  └─ 0001.jpg
└─ 動物調査_01J9XB.../
   └─ ...
ファイル内容
local_日時.json(zipのルート)全体設定。データ・レイヤ・地図設定・アプリ設定を1つにまとめたもの。読み込み時に使われるのはこのファイルです
レイヤ名_レイヤIDレイヤごとのフォルダ。フォルダ名末尾のレイヤIDで元のレイヤと対応づけられ、インポート時もこのIDで照合されます
レイヤ名.geojsonポイント/ライン/ポリゴンのデータ
レイヤ名.kml/.csv/.gpx同じデータの別形式(GPXはポイント・ラインのみ、CSVは位置情報なしレイヤも対象)
レイヤ名.jsonレイヤ定義(フィールド構成・スタイル)
レイヤ名.sqlite辞書データ(辞書フィールドがある場合)
画像ファイル写真フィールドの写真